ESLint の –fix で自動的に修正されるルールの確認方法

ESLint の –fix オプションは、ルール違反になったコードを自動的に修正してくれますが、すべてのルールを修正してくれるわけではありません。

どのルールが自動修正の対象になるかというと、公式ページでレンチのアイコンが表示されているものです。

試しに no-extra-boolean-cast のルールを自動で修正してみます。

修正前のコードは以下です。

const value = 'tami'

if (!!value) {
  console.log(value)
}

以下のコマンドを実行します。

npx eslint --fix src/index.js

ESLintによって修正されたコードが以下です。if文の余計なキャストが消えています。

const value = 'tami'

if (value) {
  console.log(value)
}