エンジニアになったけど、現場のレベルについていけない人へ

いざエンジニアになって現場に入ったが、周りの人が何もサポートしてくれない、レベルが高すぎて追いつけない、という人は多いと思います。

私は、悪いのは現場側の人間だと思っています。

できる人間の仕事は、できない人間でもできるような環境や仕組みを考えることです。

玄人しかわからないようなコードを書くのもNGだし、相談をうけても適当に聞くのはNGです。

この業界で問題だと思っているのは、面接の時点で相手がどれくらいのスキルをもっているかが分からないということです。

XXの経験がある といっても、ライブラリーを作れるレベルなのか、少し触ったくらいなのかはわかりません。

採用する側はそのことを踏まえて採用するべきです。

思っていたより使えないから、というのは理由になりません。

自分が思っているよりはるか下のスキルである可能性もあらかじめ考え、そのような場合でも新人がストレスなく成長できる環境をつくらなくてはいけません。

これは非常に難しい課題ですが、これができているところとできていないところではやはり人の質が違うと感じます。

幸い、今の現場の方々は高レベルに纏まっていて、お互いの仕事の環境を気にし、自分がいなくなったときのことを考えています。

もしそういった環境に恵まれなかった場合は、自分から変化を起こすことは非常に難しいと思います。

なので、そこで吸収できることはできるだけ早く吸収して、さっさと他の現場に動くことをお勧めします。