1分で読める要件定義の注意点

意思決定者と会話する

クライアントと要件定義を進める際に、意思決定者が誰かをできるだけ早く把握し、その人と会話します。

そうしないと、最後でどんでん返しがくることがあります。

あいまいな表現はさける

「ここの処理はできるだけ速くお願いします」というような要求を受けた場合は、具体的にどのくらいの速度を想定しているのかを固めます。

速い」は人によって違います。

独断でできる・できないを判断しない

その機能をどのように実現するかがある程度イメージできていれば良いですが、全くイメージできていない場合は、一旦持ち帰って開発者の意見を聞くようにします。

話し合ったことは必ず文書に残す

言った・言わないによる漏れを防ぐために、決めたことは文書に残して共有し、双方の合意を得ます。

見えていない部分を常に気にかける

順調に進んでいるようでも、実際に作業を進めると、これまで見えていなった部分があることに気が付きます。

これらを完全になくすことは難しいですが、常に意識することで事前に減らすことができます。イレギュラーケースも気にかけます。

例) 「この作業一覧は毎朝CSVで出力したい」

何時に?自動で(誰が)?出力する条件は? データがない時は?など

特有の単語を整理する

クライアントによっては、業務上で独自の単語を使っている場合があります。

それらがどのような意味なのかを整理しておきます。