ラストレターを見た感想
発熱によりダウンしていました。
ラストレターを見たのでその感想です。ネタバレを含みます。
最後が考えさせられる話だった
序盤は少し退屈でしたが、中盤くらいから話が加速しだして面白かったです。
ただラストの終わり方が個人的にはハッピーエンドではなかったのが少しひっかかりました。
ハッピーエンドを望んでいるわけではないのですが、かなり過酷なのでは?と。
というのも、鏡史郎はこれからも小説に向き合い未咲の話を書き続けると思うのですが、それってずっと未咲に縛られることになるのでは。
故人にどう向き合うかというところが重要ですが、執着しすぎると後でどこかで後悔するときがくるのではないか、とかなり現実的なとらえ方をしてしまいました。
まさに裕里が鏡史郎に言った「大変だろうけど、頑張ってください。」がしっくりくるなと。
私はこの大変だろうけどが印象に残りすぎて、この後の鏡史郎の幸せな姿が想像できませんでした。
この話でそれぞれが思い出した過去は、あくまで過去で、これから先はしっかり先のことを考えて生きてほしいなと感じました。
一回しか見ていないので間違っている&浅い解釈だと思いますが、素直な印象は「これはあまり喜べない終わり方だな」ということでした。
最近のコメント