プログラミング学習で「暗記する」と失敗する

プログラミングを学習する上で「暗記する」という方法はお勧めできません。

「知る」だけで良いのです。

暗記するとは

暗記する

  • 実装方法を丸暗記する
  • 特定の言語の特定の関数について暗記する
  • フレームワークの動作ついて暗記する

知るとは

知る

  • こういう実装方法もあるんだな、ということを知る
  • この言語にはこういった関数があるんだな、ということを知る
  • フレームワークの動作を知る

なぜか

暗記することはコストが高すぎます。

ITの業界は、新しい技術が登場する速度が早いです。

せっかく暗記しても数ヶ月後にはそれを超える良い技術やフレームワークが登場します。

そして、暗記しなくてもマニュアルやGoogle検索をしながら作業をすれば良いので、暗記することのメリットがあまりありません。

私自身、Reactを数ヶ月触らないと、マニュアルやこれまでの実装コードを読まないとすらすら書けなくなります。

得意な言語・フレームワークであれば何も参照せずにかけますが、サーバーサイドの言語(PHPやRuby)だと調べながらではないとかけません。

それでも、ある程度「知る」ことができていれば、検索するときのキーワードも思いつきますし、実装すること自体はまったく問題ありません。

プログラミングを習得することは、学校の勉強とは違います。

いろいろなことを知ること、特に方法や仕組みを知ることが大切です。