TypeScript Not all code paths return a value について

TypeScriptは、人間がコードを読むときのように制御構文を理解して型のチェックをするので、コードを通らないケースがあるときはそれを検知してエラーを出してくれます。(noImplicitReturns が true である必要があります)

例えば、以下の例では、引数のnが10未満の時のコードが書かれていません。

const isLong = (n: number) => {
    if(n >= 10) return true
}

TypeScriptはコードを通らないケース(10未満のケース)があることが分かるので、「Not all code paths return a value」のエラーを出力します。