コードレビューを受ける時に心得ておくとよいこと

Qiitaでコードレビューで嫌われる人の特徴、というような記事があがっていたので、それに関連してコードレビューを受ける側のマインドとして重要だと思うことを書きます。

コードレビューを受けると、自分が気がつかなかったミスや、コードの分かり難さについてコメントを受けることがあります。

その時に落ち込まないようにしましょう。というより落ち込む必要はありません。

コードレビューをするのは、そういったミスやわかりづらさを第三者に見てもらうために行っているからです。

そして、この第三者と言うのが重要です。

どんな優秀な人でも、すべてを網羅したようなコードを書くことは困難です。

本人はその処理についての前提知識があったりするので、その部分が頭の中にある状態でコードを書きます。

すると、前提知識がない人からすると、わかりづらいところが出てくるのは当然です。

また、複雑な処理を書くときほど、細部、もしくは、大筋のどちらかに気を取られることがよくあるため、どちらかに穴ができやすいです。

第三者がみるとそこに気づきやすいです。

コードレビューをやる側に回ると分かることですが、いつも鋭い指摘をしてくる人のコードをレビューすると結構穴があることがわかります。

要は、人間は誰しも自分だけでは視野が狭くなるのです。

そのためのチームであり、そのための第三者のレビューです。

いつも指摘を受けているからといって落ち込まず、逆に指摘を受けやすいというある意味でわかりやすいコードを書いていることに自信を持つべきです。