ECMAScript とは何かを1分でできるだけ分かりやすく説明する
ECMAScript とは
フロントエンドエンジニアであれば一度は聞いたことがあるであろう ECMAScript という単語。
これが何かを簡単に説明します。
まず、ECMAというのは「Ecma International」という団体を指します。
これは、IT分野の標準化を行っている団体です。
つまり、ECMAScript とは、この標準化団体によって標準化されたJavaScriptのルールのことです。
なぜ、標準化が必要かというと、JavaScriptが動くブラウザには色々な種類があります。
Google Chrome、FireFox、Safari、Microsoft Edge などなど。
それぞれが勝手なJavaScriptの実装をしていては差が生まれて大変な異なります。(昔、ネットスケープとIEというブラウザがシェアを争った時代に、それぞれが独自のJavaScriptの実装をしたために、開発者が困って大変なことになりました)
そのため、標準化したルールを作ろうということになったのです。
補足
補足ですが、標準化はJavaScriptに限ったことではありません。
JavaScriptの標準化であるECMAScriptはTC39という委員会として扱われています。githubだとこちらです。
JavaScriptの他にも、例えばDartという言語の標準化はTC52という委員会です。
各標準化のグループはこちらにリストされています。
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