能力が低い人間と高い人間が話し合うとどうなるか

バカと無知という本を読んでいて、能力が高い人と低い人が話し合いをして結論を出した場合に、どのような結果になるか、ということが書かれていた。

色々な研究結果に基づいて導かれた結果は、とても面白かったが、かなり絶望的でもあった。

能力が高いものと低いものが話し合って結果を出すと、低い方に引っ張られて悪い結果がでるらしい。

つまり、良い結果を出すには、能力が高いものだけが話し合いに参加する必要がある、ということだった。

もし、それができないなら、優秀な個人の判断に従った方が良い、ということ。

国で例えるなら、民主主義よりも中国のような独裁主義の方が良いパフォーマンスを叩き出せるということになってしまう。

会社やチームでも同じでも同じことが言える。

能力が低いものを除外するのは民主主義の側からするとかなり気持ち悪いと感じたが、これが事実なら考えを改めてないといけないことがありそうだと思った。