プログラミング入門 プログラムを書く時は問題を小さく分割すると良い理由
たとえば、今のプログラミング言語で関数もクラスも使えない場合に、どのようにプログラムを書く必要があるでしょうか。
関数やクラスは再利用を可能にしています。
それができない場合、同じコードを何度も書かなくてはいけません。
同じコードがたくさんあるシステムでは、何か変更が生じた際は該当箇所全てを直さなくてはいけません。
また、重複するコードを書くたびにバグの可能性が上がります。
問題を小分けにして、それに対してプログラムを書くと言うことは、それらを再利用できるということになります。
できるだけシンプルに問題を分割する場合には、その処理が一つのことだけをするように意識すると良いです。
例えば、二つの文字列を受け取り、それらを結合してHTMLに埋め込むと言う処理があるとします。
この処理をまとめた関数を書いてしまうと、出力先がHTMLではなく、テキストになったときに再利用できません。
そのため、文字列を結合する処理と、出力する処理を分けると、柔軟性が増して再利用しやすくなります。
プログラムを書くときは、できるだけ問題を分割し、各処理がひとつのことをするように意識すると良いと思います。
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