凡人のための地域再生入門を途中まで読んで

現在、凡人のための地域再生入門という本を読んでいます。
ふとしたきっかけから、地元の田舎で、空き家を使って商売?を始める主人公を描く小説です。
小説なので、余計な表現が多かったりと、純粋に地域再生を知りたい人には不向きかもしれません。
面白かったのは、主人公の空き家でテナントを募集したのですが、そこで起きたトラブルです。
仲の良い二人組が空き家の一室を借りたいということで、雰囲気も良いし、二人の息もぴったりだったので、主人公は承諾したのですが。
三か月もたたずに、その二人の仲が悪くなり、退去することになりました。
原因は、稼ぎをどうするかや、トラブルが起きた際の取り決めを事前に明文化していなかったことです。
仲が良ければ良いほど、こういった堅苦しい取り決めは行わず、「後でいいや」になりがちです。
しかし、一緒にビジネスをするというのは単に仲が良いだけでは不可能です。
このケースの場合、一方がお店にあまり出られなくなった結果、稼ぎを二人でどう分けるのかでもめた、ということです。
こういうことはお互いが親密ではないほど、事前に決めようとするはずなので、仲が良くて有耶無耶なままスタートするというのは逆効果だなと思いました。
楽しかったこと
- おでんスープがうまい。唐辛子を入れて辛くするともっとうまいことに気づいた
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