プログラミング初心者が挫折しないために覚えておいてほしいこと
手に職をつけて自分の力で生きていく手段として、プログラミングを身につけることはとても有効です。
しかし、独学でプログラミングを習得しようとすると多くの人が挫折するのが現実です。
センスは必要ない
私は、大学は農学を専攻しておりITとは無縁でした。理系のセンスもありません。

しかし、独学でプログラミングを身に付けることができ、現在は月収80万のフリーランスエンジニアとして活動しています。
実務をこなすレベルであれば数学的なセンスは必要ありません。
向き合い方や方法が正しければ、誰でも身につけられると思っています。
今回はプログラミングを学び始めた人が挫折しないために、特に覚えておいてほしいことを記載します。
これはインターネットで検索してもあまり扱われていない内容なので、ここで気づいていただければ幸いです。
エラーがでて当たり前、うまく動かなくて当たり前
よく映画やドラマのワンシーンで、ハッカーの男がパソコンに向かって物凄いスピードでタイピングして、ものの数分でプログラムをつくってしまう、というような描写があります。
プログラミングを経験したことがない人は、プロのプログラマーは何も参考にせず、頭の中の知識とアイデアだけで猛烈なスピードでコードを書いている、というようなイメージをもってしまいがちですが、それは間違いです。
プロのプログラマーでも知らないことはありますし、書いたコードがエラーとなって動かないことはざらにあります。
私の感覚では、慣れた言語であればエラーにならずに一つの処理をかけることもありますが、あまり慣れていない言語の場合は半々くらいの確率で一度はエラーになります。
一回で思い通りに動くとは思わずに、エラーになるだろうけどとりあえず実行してみる、というような感覚で取り組み、エラーがでてもがっかりせずに、むしろ成功への手がかりが掴めたことを喜びましょう。
エラーをもっと大切にする
プログラミング初心者にありがちなこととして、エラーがでてもその内容をよく読まずに、自分の想像だけで対処方法を見つけようとします。
「きっとあそこが違うからだ」という想像だけで解消しようとするのですが、まだ知識がない頃はそれは通用しないことが多いです。
うまくいかないときはエラーがでているかを確認しましょう。そしてエラーがでていたらそれをじっくり理解しましょう。
エラーは解決への何よりの手がかりです。
そして、エラーのパターンは無限にあるわけではありません。ある程度のパターンがあります。
そのため、少しずつエラーになれることで、再び同じようなエラーが出たときにはすぐに解消できるようになります。
同時に、エラー内容を理解することで、何がいけなかったのか、プログラミング言語がどういうことを期待した作りになっているのかが見えてくるので、そのプログラミング言語の理解に繋がります。
エラーと仲良くすることで、問題解決のスピードもアップしますし、言語への理解も深まるので、良いことづくしです。
今後、具体的なシナリオを挙げて、どのようにエラーを読み解き、対処方法を見つけるかの流れを書きたいと思います。

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