プログラミング初心者向け if文を少しわかりやすくする

プログラムを書くときに大切なことは、誰が見てもわかりやすいコードを書くことです。

コードを書くときに、コードに意味を持たせるように意識すると良いです。

if文の分岐に意味を持たせる

まず以下のコードを見てください。

const hoge = fruit => {
  if(fruit === 'orange'){
    return null
  }else if(fruit === 'grape') {
    return '001'
  }else if(fruit === 'apple') {
    return '002'
  }else if(fruit === 'banana'){
    return '003'
  }else{
    return '000'
  }
}

受け取った文字列によって返す値を変えているシンプルな関数です。

では次に以下を見てください。

const hoge = fruit => {
  if(fruit === 'orange') return null
  
  if(fruit === 'grape') {
    return '001'
  }else if(fruit === 'apple') {
    return '002'
  }else if(fruit === 'banana'){
    return '003'
  }else{
    return '000'
  }
}

この関数は、一つ目の関数とまったく同じ結果を返します。

しかし、印象が違うことに気づかれたでしょうか。

はじめの関数は、オレンジ、グレープ、アップル、バナナ、それ以外が同じ重みをもっていそうに感じます。

しかし、二つ目の関数は、オレンジだけが例外のように見えないでしょうか。

二つ目のようなコードを書くことで、読み手に対して、オレンジは例外の処理でそれ以降の処理がメイン処理という付加情報を与えるこができます。

このように、コードに意味を持たせることで可読性が上がることがあることを覚えておくと良いと思います。