プログラミング入門 JavaScript 再利用しやすい関数とは

プログラミングは再利用が大事

プログラムを書く時に、同じコードを書いていると間違いが起きる元になります。

仕様変更などで処理が修正される場合に、同じ処理がそのアプリケーションの至る所にあると、すべてを修正しないといけないので、修正漏れや修正ミスも発生します。

そのため、同じコードは書かない、DRY(Don’t repeat yourself)、ことがきれいなコードを書く一つのテクニックです。

再利用しやすい関数はどっち

JavaScriptで以下の二つの関数を書いてみました。再利用しやすい関数はどちらでしょうか。

const greet = (name, word) => {
  return `${word} ${name}`
}
const word = 'Hello'
const greet = (name) => {
  return `${word} ${name}`
}

前回のブログで純粋関数の話をしました。

再利用しやすい関数は純粋関数の方です。つまり上の関数です。

下の関数は、関数外のwordという変数に依存しています。

例えば、このgreet関数を使って「Hi tamibouz」を返したいとします。

上の純粋関数は、第一引数を「tamibouz」、第二引数を「Hi」とすれば期待した結果が得られます。

しかし、下の関数は、wordは「Hello」に固定されているのでそのまま利用することはできません。

まとめ

プログラムを書く上で再利用性の高いコードを書くことは大切です。

再利用性の高いコードを書くために、純粋関数を意識すると良いでしょう。