プログラミング入門 はじめて学習する言語にJavaScriptをおすすめする理由
今回は、はじめて学習する言語としてJavaScriptがおすすめな理由を簡潔にご紹介します。
言語のルールが少ない
少し語弊があるかもしれませんが、他の言語に比べてルールが少ないので、学習コストが低いです。
Javaは型を覚えなくてはいけないし、Cはメモリ管理などもコードに書かないといけません。
JavaScriptはコードを書いて実際に動かすまでが簡単なので、他の言語よりも挫折する可能性が低いと思います。
環境を用意する必要がない
上記と少し重複しますが、ブラウザがあれば試すことができるので、実行環境を整えるのが簡単です。
プログラミングを学習する上で避けて通れないことが環境を用意することであり、そこで挫折するケースが非常に多いと思います。
今はブラウザ上で PHP などを実行できるサービスもありますが、もともと手軽に実行できるという意味で JavaScript は優秀です。
ブラウザで動くサービスをつくる上で欠かせない言語なので需要がある
インターネットが普及して以来、ブラウザで動かせるサービスがたくさん作られています。
スマートフォンが一般的になってからはネイティブアプリケーション(iOSやAndroidのアプリケーション)も作られるようになりましたが、それでも健在です。
一般的なユーザーが使うサービスにとどまらず、会社内の基幹システムでもブラウザを使うものが多数あります。
そして、ブラウザで動かせる言語して JavaScript のシェアは圧倒的です。
PHPやRubyやJavaなど他の言語は他の言語で代替可能ですが、JavaScript は他で代替することがほぼありません。
また、JavaScriptは画面を制御する技術としてこれまで使われてきましたが(フロントエンドの技術)、今はサーバーサイドで使われることもあるので、用途が非常に幅広いです。
そういった意味で、すぐに衰退することは考えにくく、仕事に困ることもないでしょう。
私自身フロントエンドのエンジニアでJavaScriptがメインですが、これまでに案件に困ったことはありません。
プログラムを実行すると目に見えて変化がわかるので楽しい
JavaScript は画面の動きを制御することに優れているので、プログラムが動いているのを実感しやすいです。
色を変えたり、アニメーションをつけたりできるので、やっていて楽しいでしょう。
もちろん、データの加工や抽出などデータを扱う処理もかけるので、データが大好きという人にも不足はないと思います。
まとめ
- 学習コストが低い
- とりあえず動かすのが楽なので挫折しにくい
- 需要が高い
- やっていて楽しい