プログラミング入門 プログラムが動かない時の対処法

プログラムを書いていると、思い通りに動いてくれないことが多々あります。

エラーが連発して心が折れてしまうことも。

今回はこのような時の対処手順を書きます。

エラーがでていないかをみる

思い通りに動かない時や、実行しても何も起きないときはエラーがでていないかを確認しましょう。

ブラウザのコンソールや、ログなどにエラーが吐かれているかをみます。

エラーがでていたら、それを検索しましょう。

以前の記事で書いたように、エラー文をダブルクォートで囲って検索するとピンポイントの情報が見つけやすくなります。

エラーはでているけどそれでもわからない

エラーは出ていて検索したけどそれでも意味がわからない、という場合があると思います。

そういったときはエラーのスタックから、プログラムのどこでエラーが発生したかを見つけましょう。

だいたいのアタリをつけることは大切です。エラースタックについてはこちらで書いています。

デバッグコードをいれる

それでもわからない場合、デバッグコードを入れましょう。

JavaScriptではconsole.log、PHPではvar_dumpやprint_rです。

怪しいと思われるところにどんどんデバッグコードを入れて、変数の中身がどうなっているかを確認します。

undefinedやNullなどになっていないか、想定していないデータ構造になっていないか、などをみます。

エラースタックが分かっていれば、エラー発生箇所も大体わかるので、その周辺にデバッグコードを躊躇なくいれて、問題の原因を切り分けましょう。

頭の中であれこれ考えるよりも、デバッグコードを入れて実際の値がどうなっているかを確認したり、どこまで処理が進んでいるかを確認したりする方が早いことが多いです。