コミュニケーションが下手だと思う人の特徴

コミュニケーションをとるときに自分しか見ていない人だと思います。

例 何かを教える時

例えばプログラミングを教えている人がいるとして、この人のところに生徒が質問をしにきました。

その生徒は10のうち9まではわかっているのですが、残りの1が分からない状況です。

ここでコミュニケーション能力がない人は1から順番に教えようとします。

この人は、丁寧に教えた方が良いと考え、生徒の理解も確認せずに1から延々と説明をはじめます。

生徒は退屈そうな顔をするのですが、この人はそれに気がつきません。

相手の状態もみ見ずに自分が教えたいことを教えているのです。

例 何かをお願いする時

ある人にもっと勉強して欲しいとします。

どのように言えば勉強をしてくれるでしょうか。

  • ストレートにお願いする
  • 勉強しないことがダメなことを理論的に説明する
  • 勉強していないことがだめなことを遠回しに伝える
  • 今できていることは褒めて、追加でお願いする
  • 脅迫する
  • ばかにする

いろいろやり方はあると思いますが、どれが正解かはその時の状況と相手次第です。

ここでコミュニケーション能力がない人は、一つの方法しかとりません。

相手のタイプや状況をみることはせずに、自分のやりたい伝え方をします。

こういった人は、過去にある成功経験をしていて、その時にこの方法で成功したのだからこれが正しい!と勘違いしていることがあります。(もしくはいろいろな方法があること自体を知らない可能性があります)

これは間違いで、単にその時はその方法で成功したというだけで、万能の方法でありません。

コミュニケーション能力がない人が誰かにお願いしたり説得したりする時は、成功する相手には成功しますが、相性が悪い相手にとっては全く通用しません。

それに気づくことなく、一生自分のやり方が正しいと勘違いして同じことしかしません。

まとめ

コニュニケーションに限らずに、物事を取り組む時にはいろいろな方法があります。

視野が狭かったり、変な自信を持っている人は、このやり方なら必ずうまくいく!という固定概念があるために、上手くいくときは上手くいきますが、そうでないときは全く上手くいかずに周りから取り残されます。