駆け出しエンジニアに送る 知っておくと周りに差をつける二つのこと
エンジニア歴約10年を振り返って、エンジニアにとって共通で大切なことは、いかに素早く、そして正確な情報を見つけるか、だと思います。
プロのエンジニアであっても、すべてがわかっている状態でシステムを開発することはまずありません。
開発する中では、必ずトラブルに遭遇します。
重要なのはそういったトラブルをいかに早く的確に解消できるか、だと思います。
インターネットが普及していない時代は、おそらくトラブルに遭遇した際は、有識者に聞く・本を読み漁る・トライ&エラーを繰り返す、といったことが必要だったでしょう。
しかし、今の時代は、あなたの目の前には世界中に通じる便利な箱があります。
その箱を使って、いかに素早く、正確な情報を見つけるかが重要になります。
シンプル、かつ、今からでも実践可能な簡単な検索方法を二つご紹介します。
エラーはダブルクォートで囲んで検索する
開発中に幾度となくエラーに遭遇するでしょう。
エラーは何が間違っているかを教えてくれる非常に重要な情報です。
しかし、エラーをそのままGoogleの検索フォームに貼り付けていけません。
例えば「TypeError: guessSubmit.addeventListener is not a function」というエラーが発生したとします。
このエラー文をそのまま検索するのではなく、ダブルクォートで囲みましょう。
“TypeError: guessSubmit.addeventListener is not a function"
こうすることで、このエラー文に完全に一致する情報だけに絞ることができます。
もし、ダブルクォートで囲まない場合は、関係のない情報でてくるのが分かると思います。
ページ内検索を利用する
検索したいキーワードを入れ、検索結果が出た後は、それぞれのサイトを順番にみていくと思います。
サイトにアクセスした後に、自分が知りたいキーワードをページ内で検索しましょう。
WindowsならCtrl+F、MacならCommand+Fです。
Chromeなどのブラウザではキーワードに引っかかった部分がハイライトされ、あなたが知りたい情報がページのどのあたりにあるかが一目でわかります。
もし、この方法を使わない場合、上から順にスクロールして、長い長いページを隅々まで探すことになるでしょう。
特に英語のサイトやマニュアルなどから情報を見つける時は必須のテクニックです。
まとめ
上記の二つは、今から実践できて特にメリットが大きいものです。
ぜひ実践して欲しいと思います。
ありがとうございました。
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