恩を仇で返すという言葉があるが、本当にそんなことがあるのか

恩を仇で返す、という言葉について考えてみたいと思います。

個人的な見解

結論から言うと、恩を仇で返すようなことは基本的には起きないのではないかと思います。

つまり、恩を与えた側の勘違いであることがほとんだと思います。

普通の人は恩を仇で返さない

誰かに何かをしてもらった時は嬉しいものです。

だから、今度は自分がその人のために何かしてあげようと思います。

逆に何かいじわるなことをしてやろう、とは思わないはずなのです。

恩をうった側の勘違いでは?

ではどういうことなのかというと、恩を受けた側からしたらそれは恩に値しなかったということです。

むしろ減点する行為だったのです。

つまり、何かをしてもらった時に、してもらって当然だとか、さらに言うと自分が期待した内容よりずっと低いことをされた、と感じているのです。

自分の期待以下だったらそれは感じが悪いです。

自分はこういう要求だったのに聞いてもらえなかった、不満だから不愉快なことを言ってやろう・してやろう、と思うわけです。

主に価値観の違いやコミュニケーション齟齬で発生する

こういうことは価値観が違っていたり、コミュニケーションが不足している時によく起きると思います。

または、全く別のところであなたに不満をもっているかです。

なので、恩を仇で返された!と思った時は相手を批判するのではなく、一旦立ち止まってみてください。

もしかしたら、相手の要求とずれたことをしたのではないか、もう一度確認してみよう、くらいの考えだと楽になると思います。

ただし、明確に恩を仇で返すような人とは関わらないのが正解です。