おいしい牛乳が流通しない理由

各酪農家でできた牛乳は農協に送られます。

そして、農協では各酪農家の牛乳を均一になるように混ぜます。

それをメーカーに売ります。

おいしい牛乳をつくる酪農家もいればそうでない酪農家もいます。

そのため、農協で牛乳が混ぜられることで、どうしてもおいしい牛乳というのが流通しにくくなります。

農協が混ぜる理由は、おいしくない牛乳をつくる酪農家を助けるためです。

各酪農家ごとの牛乳として売ってしまうと、おいしくない牛乳は売れず、結果としてその酪農家は廃業になります。

農協に加入する酪農家が減ることは、農協にとってデメリットなわけなので、このように混ぜるようにしているそうです。