怒りの葡萄 第十一章、十二章を読んでの感想
十一章では誰もいなくなった家が朽ちていく様子が描かれています。
十二章ではオクラホマからカルフォルニアまでの長い道のりがどれだけ険しいかが書かれています。
オクラホマから旅立つ人たちは裕福ではなく、かつ、商売人 ...
怒りの葡萄 第十章を読んでの感想
カルフォルニアに出発する前の各登場人物の心境などが書かれています。
母親はカルフォルニアに対して希望をもっていましたが、トムは刑務所の中でカルフォルニアに対して悪い噂を聞いていました。
「たくさんの働き手を求め ...
哲学用語図鑑を読んで
現在複数の本を同時に読んでいますが、その中の一つである「哲学用語図鑑」についてです。
この本は哲学について全く知識がない人でも読みやすいように、イラストが多いです。
多いというか、1ページの7割はイラストなので ...
怒りの葡萄 第九章を読んでの感想
トム一家がカルフォルニアへ出発するために、いろいろなものを売り払う場面です。
家財道具、農具、馬など。
どれも安値で買われていることが分かります。
そして、それらを振り払うと同時に、オクラホマで生き ...
怒りの葡萄 第八章を読んでの感想
八章ではいよいよトムが家族と再開します。
再開のタイミングで家族がどういう人物で構成されているかが明かされるのですが、お母さん以外はみんな変人でした。
気性が荒い祖父、祖父とやり合うくらい気性が荒い祖母、その息 ...
怒りの葡萄 第七章を読んでの感想
七章では、また場面が一転します。
おそらく、中古車屋の店主の視点で書かれています。
ガラクタのような中古車を、いかに客に高値で売るかが書かれています。
文章中に何度か、「売るならいまし ...
努力できることも才能のうちが怖いわけ
努力できるかどうかも遺伝子に刻まれているらしいです。
つまり、努力できるかは生まれた時に決まります。
そして、才能も生まれた時に決まります。
さらに、生まれる時代や場所は個人では決められません。
怒りの葡萄 第六章を読んでの感想
トムとケイシー(元説教師)はトムの実家に辿り着くのですが、何やら様子が変です。
家の一部は壊れていたり、井戸には水がなくなっていたりしていました。
そして、そもそも人の気配がありま ...
「幸福」を論理的に書いた『幸福の「資本」論』という本の要約
幸福という曖昧な言葉をロジカルに考えて説明された本です。
幸福とは何か幸福は人それぞれなので定義はできないとされています。
しかし、幸福になるためには土台が必要であり、その土台はすべての人に共通です。
怒りの葡萄 第五章を読んでの感想
五章では、一章で登場したであろう家族と土地の管理人代理の会話がメインです。
一章ででてきた家族というのは、厳しい天候のせいで自分たちが育てていたとうもろこしがみんなダメになってしまい、意気消沈していた人た ...